2012年12月7日金曜日

アルネ&カルロスが来た!

(えー、今日は編みものネタです。
 ニッターのオタクっぷり丸出しです。
 編まない方はあきれ顔?・・読み飛ばしてください。)

こんな本がありまして。


















アルネ&カルロスの「55 Christmas Balls to Knit」。
おととし出版されたこの本は、
ノルウェーでは手芸本としては異例のベストセラーになったそう。
編み方が載ってるのは、クリスマスボール。
左上に見えるボールです。
かわいい!!かわいい!!

でもね、私がグッと来たのは、ボールよりも表紙のおふたりの写真。
寄り添って編む男性ふたり。
そのおだやかでちょっとコミカルなたたずまい。
着てるセーターの模様はインベーダー・・??
もう注目せずにはいられない!!!

そんなアルネ&カルロスが来日し、トーク&ライブニッティングのイベントが
Keitoで行われたのでいってきました!


















生、アルネ&カルロス!
わーい!
右がアルネさんで左がカルロスさん。
ノルウェーからやってきました!

今回のイベントは、編むふたりを囲んでお話しをする会。
編むのはもちろんこれ。クリスマスボール。




















アルネさんが編みながら説明。
見てる私たちのすぐそばまできて、
立ったまま編みながら手元を見せてくれる。





あとは編みながらフリートーク。
質問に答えてくれる。









おふたりともわかりやすい英語をゆっくり丁寧に話されます。
特にアルネさんはユーモアもたっぷりの面白い方。











そして、ほかにもニットのお人形をたくさん連れてきた!

















この本この本。

















うーむ、まったくもう、たまりませんねえ。
おーモーレツーなかわいさ!(鼻息、鼻息)
Amazonの立ち読みで見たときはどうかな?と思ったんですが、
実物のお人形は想像以上のかわいらしさ、クオリティーでした。

おふたりは山頂にある廃駅を改装して暮らしていて、これがとっても素敵なんです。
こちらでおうちの様子やニットがいろいろ見られます。



ここでずーっと編んでいるそう。
「他にすることもない土地だからね(笑)」ですって。
家の裏には湖があって、夏にはそこで泳いだりもするって言ってました。

生のふたりにお会いした印象は、
写真で見た通りの脱力系のムードでありながら
「アーティスト」という感じでとてもかっこよかったです。
手芸家にありがちなファンシーな雰囲気はまるでない。

いいものづくりをする人特有の目をしていると思いました。
なんというか、手元をじっと見て編む作業自体を楽しむのではなく、
編んだその先に生まれる素晴らしいものを明確にイメージしてそこに向かって進んでいるような、芸術家の目。
出来上がる作品がいいものであるための美意識、意欲、集中力がものすごい。

手仕事ものって自己満足で終わってるような湿度の高い作品になりがちだけど、
できるまでの過程なんてなるべく見えないクールなもののほうが
私は好きだなあ。
それくらいの気持ちで作っても手仕事の温度は十分伝わるもん。
それくらいが適温だと思う。

ああ、いいものを作りたい。

印象深かったコメントをいくつか。

「経済危機が訪れ高価でラグジュアリーとされている物が売れなくなり、自分で編みものをする人が増えた。
それは、編みものができる時間がある、すなわちその時間が持てるゆとり(経済的、精神的)があるということであり、それこそが本当のラグジュアリーだという価値観が今広がっている」

「デザイン図は作らない。イメージをふくらませたら編みながら形作っていく」

「ウェアより小物が好き。すぐ編めるから(笑)」

「作品はすべて自分たちで編む。
こういうイベントやワークショップで質問されることが多いので、人に編んでもらってたら答えられなくなっちゃうので」

「昔ノルウェーでは、編みものは男だけに許されており、女は嫁いだ先で教わったニットを編むことができた。
そして未亡人になり再婚しても、元の嫁ぎ先で教わったニットを引き続き編むことが認められていた」

「昔、どこか一か所わざと模様を編み間違えておく風習があった。
完全なものを作れるのは神様だけなので、人間の手作業は間違いがあるべき、という考えによるならわし」

「デュオで活動していることのいいところは、ディスカッションしながら作れるので自己満足にならずに客観的にもの作りができるところ」

「今年の海外の仕事はこれで終わり。(ふたりはイベントなどの仕事で世界各地へ頻繁にでかけます)
ノルウェーに帰ったらやることは、クリスマスの飾りつけ」

4 件のコメント:

  1. ながっ!興奮度が伝わってくる、、、
    人形かわいい。つくって〜。

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    1. ね?あきれ顔になっちゃったでしょ。
      人形かわいいよねえ。
      いつか作りたい~

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  2. uraさん、こんにちは!初めてコメントします。

    uraさんの的確で熱いレポートに、
    別のワークショップに参加した私も当日の事を思い出して行って良かったと再認識しました。
    そしてuraさんの感性の部分にいくつも共感しました。
    ニットはゆる~く気軽に作る事もできるけど、小さなモノでもキチンと作りたいよね。
    uraさんの感想がひとつひとつ、身に染み入ったのでした。

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    1. しずく堂さん、いらっしゃいませ~♪
      初コメントありがとうございます♪
      ほんと行ってよかったですよねー。
      しかし私は情熱を抱いたものの、編みものの時間が取れない日々でもんもん・・・。
      ま、子宝のせいですからね、嬉しいもんもんですけど!
      編みもの楽しみましょうねー。

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